スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

新聞社をまわった

また宣伝のことを書きます。

せっかく映画ができたのだからマスコミの人達に知ってもらわなくてはいけません。
マスコミに報道されることによって映画がより多くの人に届きます。
普通の映画はマスコミ試写会を何回か開きそこにマスコミを呼ぶのですが、いかんせん僕らには試写会を開くお金がありません。なのでとにかくサンプルDVDを配りまくるしかない。
大事なのは、そのDVDをどうやって配るか、です。
ただ闇雲に送りまくっても、ゆうばりで賞をとり、有名な芸人が出ているとはいっても、どこのどいつかわからない奴から送られてきたものなど無視されるだろうと、おもい、できるだけ、直接会社に届けた方がよいのではないかと。直接持参する事で、自分の怪しい風貌、綺麗とはいえない服装が露呈されてしまうけど、それを差し引いても直接持ち込んだ方が気持ちが伝わるんじゃないかと思いました。

そんな思いで、まず東京の主要な新聞社に持ち込むところからはじめました。

最初に行った新聞社。
緊張しました。
昔の就職活動とかの面接を思い出しました。
警備員や受付のおねえちゃんの視線も冷たく感じます。
おまえが来るところじゃねえだろ、そう言われてる気がします。
ああ、やだやだ。
これだから、大手町とか嫌いなんだよなと思いました。
すぐ帰りたくなりました。

とりあえず、受付のおねえさんに用事を伝えました。
これまたうまく喋れません。
ぼくが作った映画を見てほしいのでDVD持ってきました、的なことを喋りながら、これよく考えたら凄く図々しいのではないかとおもいました。
受付のおねえさんっていう人が苦手です。
受付のおねえさんが美人であればあるほど、ぼくは怪しまれ、その視線を感じて気分が悪くなります。
この時もけっこう気分が悪くなりました。
相当な美人でした。

その美人はしばらく誰かとフンフンと電話で話しており、それから、「〜階へどうぞ」と言いました。
パスみたいなものをもらいました。
ん?
意味がよくわかりません。
よく聞くと、映画担当の記者が話を聞きたがっているようで、記者のフロアーまで行ってよいらしいです。

そんなこんなで初めて訪問した記者さんがたまたま良い人で、たまたま時間があって、しかも、他のメディアまで紹介してくれました。
あざっす!としかいいようがありません。
相手が、自分のことを変な奴って警戒してないってわかると自分はけっこう喋るタイプなもので、けっこう喋りました。
その記者さんには深く感謝をしつつ、こっちの資質を見抜かれたようで、さすがプロだなあなんて感心しちゃいました。

その後、この記者さんのおかげで新聞社まわりは大きな気持ちで、俺、映画作りました、だから話聞いてください、みたいなことが卑屈にならずに堂々と言えるようになりました。
受付が最初の新聞社ほど美人でないのも助かりました。
できるだけアポもとるようにしました。
時間帯にも気をつけました。(14時〜17時くらいが狙い目らしい)
近くにテレビ局があったときなど、そのままテレビ局の情報番組のディレクターとあったりもし、結局テレビ局もほぼ全部まわりました。

終わってみれば楽しかった。
いや、まだ終わってません。
くそガキの告白のような小さな作品である場合、とにかく最低でも作り手の思いは伝えねばならず、監督である自分自身がこうやってメディアの人と直接会って話すことの重要さも身にしみて実感しました。
新聞、テレビだけでなく、雑誌や他のメディアにおいても、出来る限り、このようなことを続けたいとおもいました。
もちろん、全てうまくいって、皆が映画をとりあげてくれるわけではないけど、このなかの一人でも映画を取り上げてくれたら嬉しいし、やらないよりやったほうがよいし、とにかく、くそガキの告白という映画で、自分ができることをこれからもやり続けないとテアトル新宿という大きな劇場を満員にすることなんてできないのだ。
だからといって、おれ、やれることやってるぜ、おれ、新聞社とかまわってるぜ、なんていう自己満足はくそくらえだ。
結局自分一人でやれることは限界がある。
家でしこしこ引きこもっていたあの頃(どの頃?)とはちがう。
映画を作ることでいっぱいの仲間ができた。
偽善じゃないよ。本音だよ。
多くのキャストスタッフが、この映画を気に入ってくれ、いろんな人に見せたい!と切に願っている。
幸せものだ、おれが、というか、映画が。
だから、もっともっとみんなに迷惑上等でいろいろ頼んでここからもっと映画を広げなければなりません。

まだまだまだまだ、やらなくちゃいけないことがいっぱいある。
現状に甘えず、友と仲間に甘え、常に危機感をもって、もっともっとできることを。

くそみたいな自分を変えるために撮った映画をもっともっと大きく羽ばたかせるために、これからももっともっとくそみたいな自分を変え続けなければならない。

東京

スポンサーサイト

Comments


« »

11 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
プロフィール

鈴木太一(すずきたいち)
1976年6月16日生まれ。
東京都江戸川区出身。
映画「くそガキの告白」監督脚本。

鈴木太一のTwitter
映画上映依頼フォーム
映画館、映画祭での上映はもちろん、日本全国どんな会場でも野外でも相談にのります。とにかくいっぱい上映したいのです。

名前:
メール:
件名:
本文:

鈴木太一監督作品
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Archive RSS Login
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。