スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

くそガキ、韓国へ

7月20日のテアトル新宿上映最終日を終え、そのまま韓国のプチョン国際映画祭へ行ってきた。
『くそガキの告白』記念すべき海外初上映だ。

韓国について早速おれのスタイル装着!最初は一人だった恥ずかしかったけど、優しいタクシー運転手のおじさんたちが盛り上げてくれ写真も撮ってくれた。
531300_348076405269151_121510924_n[1]

そのままタクシーでホテルへ。
4万ウォンとられた。
2万ウォンだと聞いてたのに。
早速ボラれた。


『くそガキの告白』(韓国のタイトルは『勝手にしやがれ!』であることを現地に行って始めて知る)は、20日と23日の2回上映。20日はテアトル新宿最終日とバッティングしたため行けなかったが、主演の今野さんとヒロインの田代さん、主題歌担当の太陽族の花男さんが舞台挨拶をし、かなりもりあがったという話を聞いた。
23日の舞台挨拶はおれだけだ。
よし、おれも盛り上げるぞ!と現地の人に韓国で流行ってるギャグを教えてもらった。

みてろよ、韓国。
アイアム、鈴木太一。
DSC_0978[1]


上映後、舞台挨拶でギャグを披露した。
pifan1.jpg

会場が静かになった。
pifan2.jpg


それはさておき、海外ではじめて上映に立会い、とても新鮮で、とても興奮した。主人公馬場大輔という男の境遇、バックグランドをもっと知りたいという海外ならではの質問なども受け、質疑応答も楽しかった。
最後スクリーンの前でお客さんたちと写真を撮った。写真を撮るといったら逃げるように帰っていったお客さんも多かったけど、残って写真にうつってくれた人もいた。
ありがとう。
いや、映画を観に来てくれた人、みんなありがとう。
580971_349345611808897_40072021_n[2]

はじめての海外上映。
一回だけでとても寂しかった。
それまで3週間毎日新宿の上映に立ち会っていたので一回だけで終わってしまうのが寂しくて寂しくて韓国をはなれたくなかった。
だから上映が終わってもしばらく韓国に残った。
毎晩10時ごろに映画を見終わり、そこから日本の映画人たちや韓国の映画祭スタッフと飲み始める。
そんな日々が続いた。
おごってもらうか、払っても一人1万ウォン(700円くらい)。
貧乏でケチな自分には最高の日々だった。思ったより金を使わずそれでも毎晩いろんな人と飲めることが本当に楽しかった。


ゆうばりの盟友、ライバル『大阪外道』の石原貴洋監督と。
556055_348458268564298_767327709_n[1]
まもなく次回作の撮影に入る石原さん、とても刺激になったし、どうでもいい話をしていても楽しい、もっともっと話したかった。


廣木隆一監督、菜葉菜さんと。
580773_349200835156708_1420578422_n[1]
ゆうばりの審査委員長でもあった廣木さん。ゆうばりではほとんど話せなかったけど、韓国では何回も飲みを共にし、たいち~と気軽に呼んでいただいたり、おれの言動をガハガハ笑ってくれてすっごくうれしかった。
菜葉菜さんとも今まであんまり話したことなかったけど、昔からの知り合いのように気軽に接してくれて楽しかった。


最新作『デッド寿司』が映画祭で上映され、最高に盛り上がった、井口昇監督と。
553511_349838285092963_1307242630_n[1]

『愛と誠』でとってもキュートだった斉藤工さん、韓国留学中の広澤草さんとも。
311613_350117195065072_62699180_n[1]

いっぱいの人と、出会って、
DSC_1029.jpg

最後はレッドカーペットも歩いたし、
563973_350042658405859_41196495_n[1]

ほんとうに楽しかった、韓国。
255339_474122752599909_2050391760_n[1]


最後に。
ひとりの女とのことを記しおく。

飲み会の場に現れた女はあからさまに大きな乳房を強調した服を着ていた。
顔も派手でいかにもな女であった。
同行していた男性の恋人だと紹介されたがよくよく話を聞いてみるとまだ深い付き合いではないようだった。
その女は日本留学の経験のある韓国人女性。
日本語も話せるので飲みの場ではみんなから乳房のことなどをいじられ、どんな下ネタにも臆することなく堂々としていた。
朝方、女は同行していた男性の泊まるホテルへ。そこに自分の車を取りにいった。そのホテルの隣がおれのホテルでおれもその女と男性と同行した。その男性のホテルの部屋で三人で少しだけ酒を飲んだ。
女は帰るといい、運転手(代行)を電話で呼び、ホテルの車庫へ。
女はおれも車に乗れと言った。
ん?
おれのホテルは隣だ。おれが車に乗る必要がない。
それでも女は乗れという。
乗った。
後部座席。
手を握った。
何かあるとおもった。
車は地下の駐車場から出て地上へ。
おれのホテルの前で車はとまった。

オツカレサマデシター。
女は言った。
おれは車を降ろされた。

おれは一人ホテルに入った。
なんなんだ、もお、
とおもった。

映画祭が用意してくれたおれのホテルはラブホテルである。
おれは韓国に来てからずっとラブホテルに何日も一人で泊まっていた。
いやらしい気持ちにもなる。
ましてやここは異国の地である。
おれはテレビをつけた。
ピンクチャンネルを探したが見つからなかった。
おれは、一人、広いベッドに横たわった。
天井の鏡に映る自分の顔が気持ち悪かった。

2日後の夜。
女から電話があった。
カンナムという女の地元の都市(日本で言う渋谷みたいなところ)で女と会うことになった。
おれは自分のホテルを出るとき、部屋に置かれていたコンドームを手にした。

女と会った。
女は行きつけの焼肉屋を案内してくれた。
今まで韓国で食べたどの焼肉や料理より美味かった。

これより
602460_348103838599741_141932774_n[1]

これより
545543_349076861835772_1897288578_n[1]

これより
526559_349057235171068_1355632153_n[1]

これより
318772_348813098528815_938481967_n[2]

これより
552580_348668225209969_743301565_n[1]

これより
165845_349698901773568_2014715127_n[1]


美味かった。

女は、ライスに野菜やいろんなものを混ぜ、女特製のまぜめしみたいなのも作ってくれた。
DSC_1006[1]

美味かった。

おごってくれた。
貧乏でケチなおれは余計にうれしかった。

そのあと、その女の知り合いのインディーズ監督が開いた店で酒を飲み、さらに寿司屋に行って刺身を食べた。
DSC_1007.jpg


どうでもいい味だった。
とにかく高かった。
流れ上、おれがおごることになった。
貧乏でケチなおれだがこれは仕方ないとおもった。
女とおれの距離は確実に縮まっていた。

みてろよ、韓国。
アイアム、鈴木太一。
DSC_0979.jpg

女は言った。
妹が働いてる店に行こうと、そこにはかわいい子がいっぱいいるんだと。
値段を聞いたら刺身より高かった。
おれには無理だった。

帰り際、女は、
コーヒースキデスカ?
とたずねてきた。
喫茶店で仕切りなおそうと、おれはうなずいた。
すると女は車の後部座席からコーヒーが入った水筒みたいなものを取り出した。
おれはそれを受け取り、女は去っていった。

一人、コーヒーをなめた。
とても苦かった。
おれはコーヒーが好きじゃない。

タクシーでいつも皆が飲んでる飲み屋に帰った。
みんな楽しそうに酒を飲んでいた。
安心した。
おれも飲んだ。
コーヒー好きの人にコーヒーをあげた。

一人宿へ帰る。
いつものラブホテル。
天井の鏡なかのおれ、もちろん気持ち悪い。
こんなおれも、おれ。

おれには映画がある!
これからもっともっと海外に『くそガキの告白』を広めたいんだ、本気で。
日本でももっともっと広めたいんだ。
もっともっと映画を広めたい、そう思える映画がおれにはあるんだ。

そしてまた韓国で映画を上映したい。
またこの国に帰ってきたい。

プチョン映画祭の皆さん、観客の皆さん、そしておれと酒をのんでくれた皆さん、ありがとうございました!


アイアム鈴木太一!
女なんかくそだぜ!
DSC_0989[1]


帰りの空港へのバス。
寝て起きたら空港!
あわてて外へ出た。
そしたら大事な映画の看板をバスに忘れてしまった。
おれのスタイルが、おれの...
言葉が通じず、相当パニくる。
そんな自分を、空港のインフォーメーションディスクの日本語ができる韓国人女性が助けてくれた。
彼女は天使のようだった。



-----------------------------------------------------------------------------

『くそガキの告白』名古屋シネマスコーレで絶賛上映中。
毎晩18時35分~。
鈴木太一は名古屋に滞在し、毎日舞台挨拶&ティーチインやってます。
最終日8月3日(金)はヒロイン田代さやかさんの舞台挨拶もあります。

そして8月4日(土)京都みなみ会館のオールナイトイベントゆうばりファンタスティックナイトで『くそガキの告白』関西初上映されます。
23時50分~。鈴木太一の舞台挨拶&トーク付きです。
よろしくお願いいたします。
スポンサーサイト

Comments


« »

07 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

鈴木太一(すずきたいち)
1976年6月16日生まれ。
東京都江戸川区出身。
映画「くそガキの告白」監督脚本。

鈴木太一のTwitter
映画上映依頼フォーム
映画館、映画祭での上映はもちろん、日本全国どんな会場でも野外でも相談にのります。とにかくいっぱい上映したいのです。

名前:
メール:
件名:
本文:

鈴木太一監督作品
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Archive RSS Login
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。